県峡南建設事務所は、市川三郷富士川線富士橋旧橋撤去工事を予定している。工事はその１、その２に分割して発注する見通し。いずれも総合評価方式の一般競争入札で行い、８月上旬の公告を目指す。

　鰍沢地内で、旧橋の北側に新設された富士橋の供用に伴い、旧橋撤去工事を進めるもの。

　これまでの進捗としては、現場の右岸側から旧橋の橋脚撤去作業が行われている。

　今回の工事では、現場に残る４基の橋脚のうち２基の撤去を行う。

　案件のうち、その１工事ではＰ３橋脚、その２工事ではＰ４橋脚の撤去工事を進める。

　橋脚の撤去後は、現地の埋め戻しなどを行って完了となる。

　設計業務はエイト日本技術開発が手掛けた。成果品は納品済み。

　工期はその１、その２ともに準備工を経て11月の渇水期から着手する。完了は２０２６年７月中を目指す。

　残る２基の橋脚撤去については、河川協議中の段階にあるという。撤去時期は現段階で26年度以降に行う見通し。

【写真＝富士橋旧橋の橋脚】