県高萩工事事務所の2025年度主要事業をまとめた。国道245号の日立港区北拡幅では、6・9億円を充て道路改良舗装や擁壁工、用地補償に着手。久慈大橋では下部工事(P5)や護岸仮移設工などを実施する。新産業廃棄物最終処分場に関連して整備する新設道路では、山側道路側から(仮称)第1・2号橋に係る橋梁下部工事等や大久保町第2トンネル本体工事等に着手している。令和5年台風13号に伴う二級河川の緊急対策については、対象の9河川で河道掘削等に係る調査・設計、工事と調節池整備に向けた測量・予備設計に取り掛かる。
【国道245号・日立港区北拡幅】
交通渋滞の緩和および茨城港(日立港区)等へのアクセス向上のため4車線化を推進。道路改良舗装(大みか町地内)や擁壁工事(水木町地内)のほか、用地補償を進める。25年度の事業費は6億9600万円を予算化した。
【国道245号・久慈大橋】
4車線化拡幅に向け、久慈大橋の下部工1基(P5)の整備に着手。橋梁部366mでは、現橋下流部への拡幅を計画し、下部工は井筒式基礎により河川内の橋脚1基の整備を予定する。予備設計および詳細設計については、長大(東京都中央区)が担当している。
【県道高萩塙線(高萩市下手綱~北茨城市中郷町)】
全体計画延長3650mのうち、南側の740mが供用済み。本年度は高萩市下手綱地内と赤浜地内において、道路改良工事を実施する。
【都市計画道路安良川赤浜線(高萩市安良川)】
関根川から北茨城市内の里見南中郷停車場線までの約3㎞区間で、道路改良工事や関根川を渡河する橋梁工事など進めている。事業費には4億2000万円を充てる。
【新産業廃棄物最終処分場関連道路】
新設道路となる山側道路(大久保町地内)と県道日立常陸太田線(諏訪町地内)を結ぶ延長4150mでは、山側道路側から(仮称)第1・2号橋に係る橋梁下部工事等を実施しているほか、県道日立常陸太田線側から大久保町第2トンネル本体工事等を進めている。
周辺道路の整備では、県道日立常陸太田線の片側歩道整備を順次進めるとともに、油縄子交差点改良については用地交渉を実施する。
【国道349号玉簾大橋、水瀬大橋(日立市東河内町)耐震補強】
2橋では落橋防止システムを設置する。里川に架かる玉簾大橋は、橋長195m、幅員が10・75mの5径間で構成。上部工には2径間連続鋼鈑桁2連と単純鋼トラス橋を採用する。下部工は逆T式橋台2基と張出式橋脚4基の直接基礎。
水瀬大橋は、橋長264m、幅員7・25m+2・5/1・5m。上部構造が2径間連続鈑桁、単純鈑桁、4径間連続RC中空床板。下部構造は重力式橋台、張り出し式橋脚、逆T式橋台。直接基礎。
【令和5年台風13号に伴う二級河川の緊急対策】
対象の9河川(◆北茨城市=里根川、関山川、江戸上川、塩田川◆高萩市=関根川◆日立市=東連津川、宮田川、鮎川、大沼川)において、河道掘削等に向けた調査・設計、工事と、調節池整備(里根川、関山川、関根川)に向けた測量・予備設計に取り掛かる。
【五浦海岸浸食対策(北茨城市大津町)】
消波ブロック設置工事(L40m)を行い、海岸の浸食を防ぐ。全体計画は延長900m。総事業費が約5億円となる。
【花貫ダム(高萩市秋山)】
老朽化したテレメータ設備、ダム管理用制御処理設備、気象観測設備、管理制御設備を更新する。事業費には3億9300万円を充てる。