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栃木県安足土木事務所

安足土木、事業概要 293号西砂原後町に着工、135カ所に69.2億円投入、中橋に重点、新規は堀米町

2025/08/06 栃木建設新聞

 県安足土木事務所は、135カ所に69億2310万円を投入する2025年度の事業概要をまとめた。内訳は道路・街路事業が84カ所53億9480万円、河川砂防事業は51カ所15億2830万円。新規は佐野市で佐野田沼線堀米町530mの交差点改良と歩道整備に着手するほか、桐生岩舟線羽室橋は長寿命化設計。足利市の293号西砂原後町の電線共同溝整備は事前の準備工事に着手。重点配分の家富町堀込線中橋は本橋第2橋脚以外の下部工とJR両毛線通跨線橋の上下部工を発注。改良復旧の秋山川は桐生岩舟線大橋の開通を見据え、取り付け部護岸工を進める。(2面に主要事業箇所)

 重点配分の中橋は、渡良瀬川の仮締切り工事で澪筋に当たる第2橋脚を除く全下部工を発注。新橋は285mの鋼5径間連続細幅箱桁橋。幅員は一般部が12・5m、交差点影響部が15・5m。上流側には5・5mの自転車歩行者道を配置。 下部工は杭基礎逆T式橋台2基、杭基礎小判型壁式橋脚4基。エレベーターは新橋北側に1基新設を決め、市と調整し位置や規格を検討する。

 通跨線橋は左岸側でJR両毛線をオーバーパス。跨線橋は134mで河川側4径間連続鋼床版鈑桁(110m)とPC単純中空床版桁(24m)で構成。下部工は杭基礎逆T式橋台2基、杭基礎壁式橋脚2基と杭基礎門型橋脚2基。取り付け部のPC橋と擁壁などの構造物は26年度以降に発注する予定。

 新規の佐野田沼線堀米町は、唐沢公園線との堀米町交差点から北側530mの拡幅改良と同交差点に左折専用レーンを確保する。幅員16mを21m、交差点部は25・5mに拡幅。自転車通行帯の路肩1・5mと両側の歩道2・5mを確保し通学児童らの安全を確保。用地測量を委託し用地補償に備える。

 293号西砂原後町1400m(700m×2)は両側歩道4・5mと路肩0・5mの植樹帯を撤去。歩道3・5mと自転車通行帯1・5mに再配分して電共を整備。工事に着手する。

 桐生田沼線羽室橋は1級河川旗川を渡河する72・1m(幅員6m)の6径間RCT桁。1961年に架設され、下部工は直接基礎重力式橋台2基と直接基礎壁式橋脚5基で支える。床版・主構のひび割れ、遊離石灰化が見られ、補修設計で対策箇所を特定。26年度の工事に備える。

 足利スマートICアクセス路7丁目大前線は、優先整備区間1100mを県道竜舞足利線に認定し詳細設計をまとめ用地調査・補償に着手。幅員は14・5mに見直し、両側に自転車通行帯1・5m、歩道を2・5m確保。

 交差点は5カ所で、右折レーンはスマートIC上下線分岐と起終点の計4カ所に設置。せり出した丘陵部の法面処理が必要な2カ所には緑化工を併用した吹き付け工で安定させる。

 馬場二号沢は測量設計、地質調査の成果をまとめ26年度の用地調査・補償に備える。矢竹沢堰堤は堤高9・5m、堤長41・8mの鋼製スリットによる透過型。水通し幅10m。用地測量を実施し補償に備える。

 西宮二号沢堰堤は堤高8・5m、堤長66mの不透過型。施工地の地盤改良を進め本堰堤に着工する。

 前橋水戸線の電共整備で高砂町Ⅰと大橋間530mのうち280m本町の道路・電共詳細設計をまとめ事業化時期を検討。本町交差点四隅と万町交差点北側に隅切りを確保し歩行者だまりを確保する。

 桐生岩舟線免鳥町1300mは路線測量と道路詳細設計をまとめ、幅員15・5mに都市計画を変更。工区は東西に分け、小中一貫校を整備する西中学校が所在する東側の整備を先行する計画。

 桐生田沼線閑馬町は、閑馬川を渡河する春高橋前後500mの線形を改良し、片側に歩道2・5mの歩道を確保。春高橋の架け替えを完了し前後区間の拡幅改良に着手する。

 秋山葛生線300mは老朽橋の辺釣橋架け替えを含むバイパスと現道拡幅。起点側のバイパスは秋山川左岸にそびえる丘陵部から流れ出る沢を渡河するボックス工の施工を完了。新橋は19・1m(幅員6・5m)で上部が単純鋼鈑桁、下部工は直接基礎逆T式橋台2基。斜角60度の斜橋。橋台2基を9月までに発注する。

 唐沢公園線1100mは路線測量や道路詳細設計、東武佐野線をオーバーパスする橋梁予備設計で縦横断や幅員構成を見直し。都市計画決定内容を再検討し、道路計画・構造を固める。東武佐野線西側の290mは下田沼土地区画整理事業で用地を取得済み。

 小曽戸川は治水対策の手法を調節池に決め、掘削工事を継続する。調節池は2段階施工を計画しており、面積が下流側暫定形で1ha。深さ3mの容量1万8000立方m。上下流合わせた最終形は面積2・2ha。深さ3mで容量が4万2000立方m。

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