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群馬県富岡土木事務所

県富岡土木事務所は大仁田ダムで管理用道路

2025/08/19 群馬建設新聞


県富岡土木事務所は南牧村大仁田地先で行う大仁田ダムの管理用道路工事を10月ごろに指名競争入札で発注する。工期については7カ月を見込んでいる。

管理用道路工事は大仁田ダム管理事務所(大仁田1023-1)から南西へ250m向かった先にある南牧村道橋のえぼし橋手前から、ダム湖に向かって約145m区間を対象に実施する。大仁田ダムに堆積した土砂を効率的に搬出することを目的としている。

今回発注するのは舗装工で、延長約145m、舗装面積約740㎡で行う。舗装構成は再生砕石40-0を使用し厚さ10㎝で路盤を整備し、表層は厚さ15㎝のコンクリート舗装で仕上げる。防護柵工については延長約65mで土中式ガードレールを設置する。

全体計画では延長約145m区間を対象に、有効幅員3mで整備を予定する。工事概要は◇盛土工=ボリューム約2000立方m◇多数アンカー式補強土壁工=延長約60m、面積約260㎡◇巨石積み工=延長約40m、面積約110㎡◇舗装工=面積約740㎡-となる。これまでの工事としては、2024年度に神戸土木(下仁田町)が補強土壁工を内容とした管理用道路設置工事を受注し、11月11日までを工期として工事を進めている。また、仮設道路設置や大型土のう設置についても神戸土木が施工を手掛けた。

設計業務については冨永調査事務所(高崎市)が手掛けた。

今後、管理用道路整備において残っている工事などはなく、今回発注により整備は完了となる見通し。

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