国土交通省が6月分の建設工事受注動態統計調査結果を公表した。受注高は11兆2056億円で前年同月比3・3％増。3カ月ぶりの増加。元請受注高は7兆8168億円、同比11・4％増で9カ月連続の増加。下請け受注高は3兆3888億円で同比11・6％減、3カ月連続の減少。

　業種別では、総合工事業が同比2・8％減の6兆5042億円。職別工事業は同比2・3％減の1兆3259億円。設備工事業は同比20・6％増となる3兆3755億円。

　元請け受注高のうち、公共機関からの受注は2兆3307億円で同比8・0％増。民間などからの受注は5兆4861億円で同比12・9％増。

　工事種類別では土木が1兆8478億円で前年同月比5・7％増。建築は5兆50億円で同比11・1％増。機械装置などは9640億円で同比26・5％増だった。