つくば市は、中央公園リニューアル基本計画をまとめた。計画案からの変更点として、小型遊具の設置や井戸の整備について新たに盛り込んだ。本年度下半期から2026年度下半期にかけて基本・実施設計をまとめた後、27年度よりエリアを分割して段階的に工事を進めていく計画。座り場や照明の設置、周辺施設との連携などにより、利便性や安全性の向上につなげたい考え。
整備計画では園内を7つのエリアに分割し、取り組みの内容を整理。主なものとして①南入口エリア=ロゴモニュメントの設置、サイン・モニュメント等の再配置②芝生広場エリア=屋根付き空間の整備、電源設備等の設置③図書館・美術館隣接エリア=低木の伐採、座り場の設置④大池南エリア=テラス空間の整備⑤レストハウス=窓際のパネルを可動式に変更、トイレ改修⑥大池東エリア=低木の伐採、照明設置⑦さくら民家園=視認性・アクセス性向上-など。
計画案からの変更点では、公園環境を変えない程度の小規模な遊具について設置を検討する方針を盛り込んだ。市民から遊具設置の要望が多かったことを受けてのもの。また、池の水源となっている井戸に関し、災害時に生活用水として活用できるよう整備を検討していく旨の記述も加えた。
リニューアル工事の流れとしては、下半期に基本・実施設計を委託し、26年度下半期をめどに設計をまとめる。委託方法については一般競争入札または公募型プロポーザルで検討中。P-PFIは活用しない方針だ。27年度以降、エリアを区切って段階的に順次工事を進めていく。全面的な閉園は行わず、施設利用への影響が少なくなるよう検討していく。
中央公園(吾妻2-7-5)は、面積3万8316㎡(池面積7432㎡)を有する近隣公園。1985年に開園した。リニューアル工事に先行し、さくら民家園ではかやぶき屋根の全面ふき替え工事を実施。本年度に実施設計を行い、26~27年度に工事を実施する計画だ。民家園はW造平屋建て、床面積188㎡。