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国土交通省高崎河川国道事務所,その他記事(公共)

高崎河川は鏑木川橋で上部工工事

2025/08/22 群馬建設新聞


国土交通省高崎河川国道事務所は、伊勢崎市野町地先の国道50号前橋笠懸道路バイパス区間に整備する(仮称)鏑木川橋の上部工工事の発注を計画している。第4四半期中の一般競争入札公告を目指して準備を進めている。工事発注規模は2億円以上から3億4000万円未満としている。工期は約12カ月を想定する。工事は余裕期間制度(任意着手方式)の活用予定工事となる。

バイパス区間に新設する(仮称)鏑木川橋は鏑木川を渡河する◇本線橋◇側道橋(上り線)◇側道橋(下り線)◇機能補償市道橋-で構成。4橋のA1橋台工についてはともに2023年度に発注し、奥村組土木興業(大阪府大阪市)が受注している。A2橋台は淺沼組(大阪府大阪市)が12月19日までの工期で工事を進めているところ。

<pstyle:記事>今回発注を計画する上部工は側道橋(上り線)、側道橋(下り線)および機能補償市道橋となっている。設計は復建調査設計(東京都千代田区)が手掛けた。

機能補償市道橋については伊勢崎市道赤堀1243号線の橋梁。前橋笠懸道路整備により分断されることから機能補償するもの。

前橋笠懸道路は県内の国道50号で唯一の2車線区間である前橋市からみどり市間の交通渋滞の緩和と交通安全の確保を目的とした現道拡幅事業。前橋市今井町地内の今井町交差点からみどり市笠懸町鹿地内の鹿交差点までの約1万2500m区間で、全幅27・25mの4車線道路を整備する。幅員構成は車道部16・5m、路上施設帯3m、自転車歩行者道6m。今井町交差点から東へ向かった赤堀今井町(西)交差点付近までの約4500mが現道拡幅区間。さらに東進し、笠懸小学校前交差点までの約7500mがバイパス新設区間となる。

笠懸小学校前交差点から東へ向かった鹿交差点までの約500mは現道拡幅区間で、13年12月に開通し、上武道路と交差する今井町交差点から総合運動公園入口交差点までの約500mについても24年3月に工事が完了し開通している。

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