石岡市は、いしおかイベント広場への整備を計画している複合文化施設(市民ホール)の基本設計に着手する。施設は6000㎡規模とし、総事業費を77・8億円と試算。9月上旬より公募型プロポーザルの手続きを開始し、2026年2月の契約締結を見込む。地質調査業務については繰り越しを視野に入れている。30年度の供用開始に向け、27年度までに基本・実施設計を策定。26~28年度に埋蔵文化財発掘調査、27~29年度に本体・外構工事と進めていく。
建設地については、いしおかイベント広場(若宮3-1、敷地面積約2万7500㎡)の北東部とする。用途地域は第一種住居地域に指定。国分遺跡の範囲内であることから、整備に当たっては埋蔵文化財発掘調査を要する。
施設規模はRC造またはS造2階建て、延べ床面積6000㎡程度を見込む。メインホール(可動式座席800席、1800㎡)、サブホール(平土間形式200席、500㎡)の他、楽屋、市民ギャラリー、アトリエ・工作室、音楽スタジオ、和室、デジタルスペース、キッズスペース、民間テナントスペース、会議室、学習スペース、調理室、共用部、設備機械室に合わせて3700㎡程度を確保する想定。ZEB Ready水準以上の省エネルギー性能を目指す。
屋外施設としては駐車場台数約500台、駐輪場約100台を想定する。また、広場や雨水貯留浸透槽などの整備を計画。
概算事業費77・8億円の内訳が▽設計費=5・4億円▽施設整備費=62億円▽外構整備費(造成工事費含む)=4・7億円▽備品購入費=2・6億円▽埋蔵文化財発掘調査費=3・1億円-となる。
基本設計に関しては9月上旬に公募型プロポーザルの手続きを開始する予定。9月中旬まで参加意向申出書を受け付け、書類審査、プレゼンテーション審査を経て受託候補者を12月下旬に決定する流れとなる。順調なら26年2月に契約締結まで進めたい考え。6月補正予算に委託費1億1005万5000円を計上。
本年度はほかに、地質調査委託費1900万8000円を確保している。基本設計の進捗を見つつ、26年度への繰り越しを視野に発注手続きを進めていく方針。また、測量業務に係る一般競争入札を9月9日に執行。履行期間は年度内を想定している。
その後、27年度で基本・実施設計をまとめ、26~28年度に埋蔵文化財発掘調査、27~29年度に本体・外構工事と進めていく。供用開始時期としては30年度を見込む。