記事

事業者
群馬県沼田土木事務所

恐怖沢の堰堤補強工事

2025/08/27 群馬建設新聞


県沼田土木事務所は沼田市屋形原町地先で行う恐怖沢の堰堤補強工事を9月に一般競争入札で公告する。砂防メンテナンス事業として行うもの。工期は約8カ月を予定している。設計は測研(高崎市)が担当した。

施工するのは、屋形原町地先の国道17号の西側にある既設堰堤。老朽化した部分の補修工事とともに補強工事を行う。

既設堰堤の諸元は、堤長29m、堤高10mの透過型。水通し幅は2mとなっている。今回の補強工事は、袖部の対策工と水通し部の増圧がメイン。対策工は、コンクリートボリューム250立方mで施工する。増圧は上流側に施工し、幅員1・5m、型枠約160立方mで整備を行う予定となっている。

恐怖沢砂防メンテナンス事業は保全対象が人家14戸、国道17号、JR上越線、市道などとなっており、2021年度から工事着手している。全体で工事用道路322mの整備と堰堤補強工1基を行う予定。

今回の工事発注後は、25年度末または26年度に堰堤補強工の実施を計画している。

同堰堤での工事としてはこれまで、22年度には工事用道路工事を沼田土建(沼田市)が施工した。23、24年度は砂防堰堤補強工を発注。同社が受注している。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら