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群馬県中部農業事務所農村整備課

県中部農業事務所が赤城大沼4期で近く工事広告

2025/08/30 群馬建設新聞


県中部農業事務所農村整備課は前橋市富士見町赤城山で計画している赤城大沼用水4期地区について、近く2件の工事を一般競争入札で公告する。2件はいずれも赤城大沼用水での水路改修工事となる。工事は暗渠区間で1件、石積み水路区間で1件の内訳。工事全体では本年度から3年間で進めていく方針。設計はプロファ設計(伊勢崎市)が作成した。

同事業は、既に事業が完了した赤城大沼用水3期地区の上流区間で赤城大沼用水の改修を行うもの。対象区間は約1300mで、県営事業の水利施設等整備事業(基幹水利施設保全型)として2024年度に事業着手している。

約1300mの内訳は、事業区間の最下流部となる石積み水路が157m、そこから上流に向かい、間をあけて926mで同様に石積み水路、その上流182mが暗渠という構成。工事は上流から実施する計画で、本年度の工事は暗渠区間全体と、926mある石積み水路の上流部362mとなる。

暗渠区間は、現状φ700㎜規模。今回の工事で暗渠の中に鞘管工法でφ500㎜の高密度ポリエチレン管を通すことで対応する。

石積み水路は、現状H1m×B0・8mが基本となっている。工事は石積み水路を残し、現場打ちでコンクリートの水路を整備する。既存水路の幅が場所によって違うことから、場所ごとにコンクリート水路の幅を調整することとなるが、約500~800㎜の幅を確保する方針。

来年度以降に残る工事は石積み水路部分でのものとなる。残区間での工事も基本的に本年度と同様のものとなる見通しで、順次工事を進めていきたい考え。

赤城大沼用水は赤城大沼を水源とした8・9㎞の農業用水で、赤城山南麓の農地336haへ用水を供給している。造成から60年が経過し石積みの欠損や崩落、水路敷の洗堀など老朽化が著しい状況。長寿命化や保全対策だけでなく、水路に隣接する主要地方道前橋赤城線への影響を防ぐために4期地区として工事を計画。23年度に事業計画をプロファ設計(伊勢崎市)が作成している。24年度に事業着手しており、全体事業費には1億6800万円を試算している。

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