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群馬県建設企画課

CCUS取り組み状況 24年度実施率37%

2025/08/30 群馬建設新聞


県建設企画課は県土整備部が2024年度に発注した工事におけるCCUSの取り組み状況を明らかにした。発注者指定型、受注者希望型合わせた実施率の平均は37%だった。これに対して23年度の平均は24%で、24年度は23年度と比較し、実施率が13ポイント上昇したことが分かった。

24年度の実施率は発注者指定型が81%、受注者希望型は25%という結果となった。なお、23年度は発注者指定型71%、受注者希望型18%となっている。

県はCCUS活用工事について発注者指定型、受注者希望型ともに、対象工事を施工するに当たり「施工条件明示」に明示し、発注手続きを行っている。CCUS活用工事の実施率は年々伸びているものの、いまだ全体の3分の1程度であり、導入の必要性やメリットについて、さらなるPRが必要な状況となっている。

県ではCCUS活用工事の推進に向けて①工事成績評点の加点②総合評価の加点③入札参加資格の加点④カードリーダー設置費補助⑤現場利用料補助-を行っている。全国でうち、①~④の4つを実施している都道府県は群馬県のほか◇埼玉県◇広島県◇宮崎県-のみとなっている。同課では25年度は、業界団体に対してCCUSに登録している技能者や事業者を支援するため、協賛企業が特典を提供するCCUS応援団を周知するなどといった、メリットをPRしている。

CCUS活用工事の事業者側のメリットには◇施工体制台帳や作業員名簿の自動作成◇「技能者を大切にする適正企業」の評価向上・受注機会拡大◇外国人材(特定技能外国人・技能実習生)雇用の条件-がある。一方で、技能者側のメリットとしてはCCUSレベルに応じた賃金・手当の増加が期待できるほか、建退共(退職金)積み立て状況の見える化があげられる。

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