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群馬県沼田市

都市計画道路3・3・1環状線栄町工区で道路改良工

2025/09/02 群馬建設新聞


沼田市は栄町地内で行う道路改良工事を9月下旬に一般競争入札で公告する。工事は、継続して整備している都市計画道路3・3・1環状線の栄町工区整備事業として行うもの。設計は高崎測量(高崎市)が手掛けた。

今回発注するのは、2024年度に施工した箇所と隣接地で、施工延長約40mの道路改良工と付帯する側溝工。市道市坂旧道線(2064号線)との接続部となり、幅員11mが対象。道路改良工の舗装構成は、◇置き換え工=山砕10㎝以下、修正CBR20以上、65㎝◇下層路盤工=再生クラッシャラン40-0、厚さ30㎝◇上層路盤工=粒調砕石30、厚さ25㎝◇基層工=粗粒度アスコン20改質Ⅱ型、厚さ5㎝◇表層工=密粒度アスコン20、厚さ5㎝-を予定している。側溝工は施工延長40mで整備を行う。バリアフリー側溝の600㎜×800㎜の使用が見込まれている。工期は約6カ月を想定している。

栄町工区は、県道戸鹿野下野町線の県立利根実業高校(栄町165-2)付近から主要地方道沼田大間々線との交差点付近までを結ぶ延長1337mの区間で整備を進めている。26年度は主要地方道沼田大間々線との交差点部分の施工に着手したい考え。栄町工区の完了までにあと3カ年程度かかる見込みで、今後は用地買収を進めながら、並行して未整備箇所の施工を進める方針。

同線は、1998年度に事業着手した都市計画道路で、市街地へのアクセス向上を図る目的として、市街地を囲む線形で整備を進めている。全体延長は7680m、幅員は14~22mを基本としている。

栄町工区の完了後は、(仮称)東原新町工区の整備を行う。同工区は、栄町工区の延伸から市道国立病院市坂線と交わる上原交差点を終点とする全長約800mで、幅員22mで整備を行う計画となっている。

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