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千葉県四街道市

南小基本設計を山下と契約/参加10社、年度内に実施設計も

2006/05/19 日刊建設タイムズ

 四街道市は、南小学校建設事業(物井1536)の基本設計を山下設計(本社:東京都中央区日本橋小網町6-1)と今月11日付で契約した。契約金額は1350万円(税抜き)。設計工期は今年9月30日まで。基本設計完了後に実施設計を委託し、来年度で着工する計画。工事は07-08年度の2か年で、09年4月の開校を目指す。

 基本設計はプロポーザルで委託。プロポーザルでは、同社のほか、千都建築設計事務所、相和技術研究所、岡設計、教育施設研究所、東電設計、日総建、豊建築事務所、ラウム計画設計研究所、石本建築事務所、東畑建築事務所の10社を指名したが、東畑建築事務所が辞退し、同社とほかの9社で行われた。

 同小建設事業は、老朽化している校舎と屋内運動場を取り壊し建て替え、併せて、耐震診断により耐震強度に問題がないとされた校舎1棟について、意匠工事を中心に大規模改造を実施する。プロポーザルの規模は校舎が延べ約4000㎡以内、屋内運動場が延べ約1200㎡以内で、校舎の教室数を普通教室12、特殊教室1、特別教室10としていた。

 同校の既存校舎は、1967年建設の施設と77年建設の施設の合計2棟。このうち、67年建設の校舎について建て替える。既存の規模はRC造2階建て延べ約1225㎡で、普通教室3クラス・特別教室・管理諸室など。大規模改造を予定している77年建設の校舎は、規模がRC造3階建て延べ約1000㎡。



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