JR宇都宮駅西口周辺地区整備基本計画策定懇談会(会長・森本章倫早稲田大教授)は1日、基本計画素案を協議した。2階レベル動線の端部にエレベーター、主要な乗り継ぎ動線にエレベーターやエスカレーターの昇降施設を設置。2階レベル動線端部は官民で設置する。1階レベルに交流広場とゆとりある通路を確保し、2階レベルの通路も活用して歩行者と車両の錯綜を解消。2階レベルの空間にはライトラインと一体となった交流広場を配置する。駅とライトライン、周辺民間街区をつなぐ回遊性の高い歩行者動線を設定する。
広場空間は東西軸を中心に駅前の顔となる空間を確保し、乗り継ぎ利便性向上へ交通施設に隣接した駅前広場の中心に配置。LRT・バス・タクシー空間は大通りの延長線上の駅前広場南側に整備。一般車空間は現在の駅前広場の使われ方を踏襲しつつ公共交通との動線の分離のために駅前広場北側に配置し、障害者用乗降場は可能な限り駅舎に近い位置とする。
バス空間は安全面を考慮したロータリー式が基本。乗車・降車バースの規模イメージは計10台程度。効率的な運行確保のため、待機スペースを一定数確保する。タクシー空間の規模イメージは乗車・降車バースが各3台程度、タクシープールが30台程度。
対象範囲は駅前広場と田川周辺エリアを含む民間街区を中心とした約11haのエリア。「駅前広場」「A街区・トナリエ周辺の中央地区」「南地区」「北地区」「田川周辺エリア」に分類し、今後の取り組みイメージを設定。
駅前広場は基本平面図を基に施設設計を進めて2025年度内を目途に交通施設の配置や規模を決定する基本設計をまとめ、30年ごろまでに詳細設計や整備をし、供用を開始。段階に応じて部分供用を図っていく。
南地区は40年ごろまで老朽建物を更新し、都市機能の導入に向けた市街地再開発事業を検討。中央地区は50年ごろまで権利者意向を確認し、導入機能やアクセス動線、事業スキームを検討。
北地区は50年ごろまで駐車場の適正化や集約配置を行い、土地の有効活用に向け基盤を整備。田川周辺エリアは権利者意向を確認し、30年ごろから導入機能やアクセス動線、事業スキームを検討する。
駅西口周辺地区は道路や駐車場など車のための空間が大半となっている。約10年後の駅前広場再編時に回遊性を生み出す軸を形成し、にぎわいの起点となる憩いの空間を創出。約30年後の周辺街区を含む駅まち空間創出時に人中心の「駅まち空間」に改変する。
















