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山梨県中央市

舗装工事費を予算化 中央市補正案

2025/09/06 山梨建設新聞

 中央市は9月補正予算案を発表した。道路橋梁維持5595万7000円、保育園施設整備4578万円、ふれあい館など管理2421万1000円、児童館施設整備148万5000円などを計上した。9月市議会の会期は3~25日を予定している。

 道路橋梁維持では、若宮北交差点ー昭和町境を走る市道1005号線・2002号線の舗装打ち替え工事を計画。このほか東花輪地内の市道4341号線の改良(869万円)、市道3169号線歩道整備(93万7000円)を追加する。

 保育園施設整備では、田富第2・第3統合保育園の駐車場整備(2025年度分)1652万円や厨房機器の購入(2768万7000円)などを実施する。

 児童館施設整備では、中央児童館の再整備などに関わる基礎調査(148万5000円)を予定。現在同児童館が入る市立田富総合会館の廃止・解体と併せ、新たな児童館の整備を検討していく。

 ふれあい館など管理では、豊富郷土資料館の空調改修(2376万円)などを計画。展示室の一部など老朽化したエアコン7台分を更新する。エアコンは天井カセット型。設計は木村設計が担当している。

 このほか玉穂生涯学習館の2階研修室などのLAN回線工事(54万6000円)、同施設研修室の照明器具老朽化に伴うLED化工事(294万8000円)、中央市介護保険特別会計では居宅介護住宅の改修(186万円)の経費を盛った。

 行政事務電算化では、基幹系電算システム標準化に伴うバックアップデータなどを、国が指定するガバメントクラウドへ保管することに伴う更新料304万8000円を補正する。

 導入から5年以上が経過するJーALERT受信機器については、26年の出水期から実施が予定される防災情報の体系整理などへ対応するための経費(355万円)を追加した。

 その他の投資的な予算は▽玉穂中施設整備148万4000円▽木造住宅耐震化補助143万8000円▽中央市やまなしKAITEKI住宅普及促進(3件分)270万円。

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