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国土交通省北陸地方整備局(建設)

日頃の成果79題披露/事業研究発表会開く

2025/09/11 新潟建設新聞

 北陸地方整備局は9日と10日の2日間にわたり事業研究発表会を開いた。北陸地整の職員および長野県など他機関の職員から、日々の業務のほか現場で培った技術や調査、研究などの成果79題が披露された。

 本年度は▽イノベーション(DX・新技術、全般)▽アカウンタビリティ▽災害対応・防災▽維持管理・全般▽くらし・活力▽環境▽雪▽行政・法務実務・行政効率化―の8テーマで、北陸地整職員から78題、長野県から1題の論文が発表された。また、各事務所で取り組んだ広報コンクールの事例発表3題も合わせて行われたほか、10日には「地域航空トキエアの役割~トキエアの戦略~」と題し、トキエア代表取締役の長谷川政樹氏の講演も催された。

 発表会は、実務に関する成果を発表することで業務の改善や技術力の向上、普及、効率化を目的に1959年から毎年開かれており、今回で66回目となる。

 神谷昌文副局長は「この発表会は整備局の行政に係るものや、さまざまな技術分野に関して調査・研究を行った成果を発表してもらう場。それにより業務改善や技術向上につなげていただければと思う。近年は人材育成プログラムの一環として若手職員の技術力研さんの場としても捉えている」と述べ、今後の技術力向上と業務の的確で効率化な推進につながることに期待を寄せた。

【写真=多くの職員が参加した発表会、広報コンクールのパネル展示も実施】

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