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群馬県富岡土木事務所

県富岡土木は桑本沢1号堰堤で初弾工

2025/09/19 群馬建設新聞


県富岡土木事務所は下仁田町青倉地先の桑本沢1号砂防堰堤で改築補強工事を計画しており、初弾工事となる工事を月内に条件付き一般競争入札で公告する。工期は約8カ月を見込んでいる。

桑本沢1号砂防堰堤は、県道小平下仁田線の柚の木橋から約300m上流に向かったところに位置している。堰堤の規模は堤長40m、堤高8m、天端幅2mの不透過型石積堰堤で、1942年に築造された。砂防設備点検は冨永調査事務所(高崎市)が実施しており、水叩きの摩耗や洗堀が確認されている。

今回発注の工事内容は、既存堰堤の腹付け工を堰堤上流側でボリューム約400立方mで予定している。2026年度以降も引き続き、既存堰堤の腹付け工を実施する方針。腹付け工は、既存堰堤の石積が見えるよう上流側に行う計画としている。

測量および構造物詳細設計業務はアマネックス(前橋市)が受注している。また、これまでに工事用道路設置工事を3分割して発注しており、全て上原建設(下仁田町)が受注し、整備を行っている。

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