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【自動物流道路】鹿島や大成など参加/25年度の6分野実証実験

2025/09/25 本社配信

 国土交通省は、自動物流道路の社会実装に向けた2025年度の実証実験に参加する事業者を採択した。公募は7月~9月にかけて行い、6分野について事業者を決定。建設業では鹿島建設、大成建設、大林組、前田建設工業などが選ばれている。実験は11月19日から行う。

 同省では、道路空間に物流専用スペースを設け、クリーンエネルギーを電源とする無人化・自動化された輸送手段で貨物を運搬する物流システムの構築を推進している。

 今回の実証実験の目的は、既存の技術や施設における実験を通じて技術的課題の検証や運用に必要な条件整理を行うこと。6つのユースケースを設定して検証する。実験場所は国土技術政策総合研究所の試験走路。

 6つのユースケースは①無人荷役機器によるトラックからの荷積み・荷卸し、搬送機器への積み替え作業の自動化に必要な床面積、作業時間などについて検証②速度や荷物重量の異なる搬送機器の自動走行の状況、必要な道路幅、走行環境、荷物への影響などを検証③異常発生時の検知能力や、それに対する回避行動における走行技術および制御の精度について検証④トンネルなど通信環境が不安定な状況下においても自動走行が可能かどうかを検証⑤搬送機器や荷物の運行状況を管理するためのシステムについて、その有効性と課題を検証⑥搬入車両の到着予定情報をシステムで受信し、搬送機器へ指示。車両の到着に合わせて搬送機器をスタンバイさせる運用について検証―となっている。

 今回採択された参加事業者グループは次の通り。

▽野村不動産、IHI、IHI物流産業システム、ナカオ工業、フジトランスポート、NX総合研究所=ユースケース①⑥

▽豊田自動織機=ユースケース①

▽大林組、PLiBOT、日本マイブルロボットテクノロジー、NTTドコモビジネス=ユースケース②

▽大成建設、ティアフォー、大成ロテック=ユースケース②④

▽成田国際空港、千葉県、PLiBOT=ユースケース②④

▽Cuebus=ユースケース②

▽鹿島建設=ユースケース③

▽NTTドコモビジネス、大林組、PLiBOT、日本マイブルロボットテクノロジー、セーフィー=ユースケース④

▽前田建設工業、TBMシステムズ、ワム・システム・デザイン=ユースケース⑤

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