県施設課は「県営住宅みどりヶ丘団地(仮称)1号棟建築工事」(茅野市宮川)を来週末に公告する。入札参加資格は建築一式964点以上、県内本店、主任(監理)技術者に1級建築士または1級建築施工管理技士配置。発注規模は税込み予定価格1億8000万円以上5億円未満。
構造・規模はW造2階建て、16戸、延べ床面積1123㎡。建築工事には外構工事も包含する。工期は約360日。実施設計業務はサイト(岡谷市)が担当。入札方式は総合評価落札方式(工事成績等簡易型)で、価格以外の評価点は13.75点。
建設工事の発注形態は3分離で、機械設備工事と電気設備工事の入札方式は受注希望型競争入札を採用。こちらの公告時期は10月末から11月頭となる見通し。
同事業は県と茅野市が協働で実施。近接して立地する県営向ケ丘団地と市営みどりヶ丘団地を集約し建て替えるもので、計画では茅野市がみどりヶ丘団地の約半分の住棟を除却し、県営団地の用地を確保。県は向ヶ丘団地を「県営みどりヶ丘団地」として、この用地に移転する。新たに建設するのは住棟3棟と集会所。
ただし、茅野市による市営団地の解体工事は1号棟の用地分のみ完了している状況で、1号棟以降の整備スケジュールは現時点で未定。