南アルプス市は、市高度農業情報センターの空調設備改修事業を計画している。市の9月補正予算案には空調設備改修設計費が盛り込まれた。今後は市議会で補正予算が議決した後、設計委託の発注準備に入る見通し。
榎原800に位置する施設において、内部に備わる空調機器の故障に伴い設計業務を予定するもの。施設は地域の生涯学習の場として広く利用されている。
現状、建物の2階に配する和室や会議室の空調機器が機能していない状況にあるという。修理を行うための部品調達が困難と判断したため、設備改修を行う方向となった。
今回の設計業務では現在の空調設備の復元と、既存配管の使用が可能かなどを判断するほか、工事費の具体化を行う。
また、今回の補正案には空調の故障によって工事着手までの間を賄うため、3台分の業務用エアコンリース料も盛り込まれている。
今後は市議会で予算案が議決した後、設計業務の発注を速やかに行う見通し。担当課では、施設利用者などに考慮して、なるべく早い時期に設置対応したい考え。
なお、委託費については9月補正予算案に181万5000円が盛り込まれている。
【写真=高度農業情報センター】