北條組(長野市、北條將隆代表取締役)と同社グループ会社の従業員親睦団体「丸美会」は4日、毎年恒例の道路清掃ボランティアを行った。総勢113人が参加し、長野市、須坂市の各所で歩道や沿道の美化に汗を流した。
この活動は社会奉仕を目的として1998年に開始。コロナ禍も途切れることなく、今年で26回目を数える。出発式で北條社長は「われわれは日ごろ、地域の土地をお借りし作業している。きょうは感謝の気持ちを込めて活動してほしい」とあいさつ。本年度の丸美会会長を務める北條組の小島徹也建築事業部課長は「昨日イオンがグランドオープンしたことを考慮し、今年は例年よりも開始時刻を1時間早めた。イオンやインター周辺で作業される方は、特に交通に注意し作業してほしい」と呼び掛けた。
参加した北條組、信越建商、共立商会の社員は、事前に決めた担当区間に散らばり、約2時間かけて沿道のごみを丁寧に拾い集めた。小島会長は「昨年は不燃ごみが例年になく多かったが、収集するごみの量は長期的には減少している。作業している姿を見た人に、環境美化を意識してもらえたらうれしい」と語った。
午後にはボーリング大会を開催し、グループの親睦を深めた。