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群馬県契約検査課

3カ年のロードマップ 年度内作成目指す

2025/10/08 群馬建設新聞


県契約検査課は2025年度、国土交通省から支援対象団体に採択された入札契約制度の改善を支援するハンズオン支援事業について、年度内に28年度末までの改善目標を見える化したロードマップを市町村が作成する予定であることを示した。ロードマップ作成に向けて、県と国土交通省は共同で11月13日に入札契約制度改善を目的としたハンズオン支援勉強会を開催する。

これまで、ハンズオン支援事業を始めるに当たり、県内市町村における入札契約制度の取り組み状況を把握することを目的に事前アンケートを実施した。アンケートは6月27日~7月11日に行った。アンケート結果は11月13日に開かれる勉強会で市町村に説明する予定。

アンケート調査の中には入札契約制度の改善を進めていく上で支援を希望する項目や入札契約制度の改善に関する対応についてなどが盛り込まれている。入札契約制度の改善を進めていく上で支援を希望する項目には◇総合評価落札方式の活用◇低入札価格調査制度における算定式と公表時期(事前公表・事後公表)◇週休2日工事の実施◇設計変更ガイドラインの策定-など15項目が挙げられており、最大5項目まで選択が可能。

24年度に国土交通省等が実施した「入札契約の適正化の取り組み状況に関する調査」における県内市町村の実施率は◇総合評価落札方式導入状況=57%◇低入札価格調査制度導入状況=23%◇最低制限価格制度導入状況=49%◇設計変更ガイドライン=46%-などとなっている。

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