藤岡市は藤岡市民ホール(藤岡1567-4)の解体工事を2026年度に計画している。26年度~28年度における3カ年実施計画において、藤岡市民ホール解体事業・地域づくりセンター駐車場整備事業として、26年度は解体工事費および駐車場整備工事費に8459万1000円を算出した。解体設計については本年度に丸進建築設計事務所(前橋市)が手掛けている。
同施設はRC造平屋一部2階建て、延べ床面積1442・86㎡の規模で、敷地面積は5711㎡。1987年に建設された。
藤岡市民ホールは複合施設ふじまるへ機能移転をするために解体工事の実施を計画した。解体後の跡地については駐車場として活用する方針で、周辺の中央公園や地域づくりセンター藤岡などの施設利用者の利便性向上を図る。
27年度は、現在駐車場として活用している箇所が不要となることから、さら地化工事費として334万4000円を位置付けている。さら地については借地のために返却する。
なお、機能移転先となる複合施設ふじまるは13日にオープンを迎えている。施工は◇東工区建築工事=塚本工務店・田畑建設JV◇西工区建築工事=塚本建設・多野産業JV◇電気設備工事=グンエイ・萩原電気工事JV◇給排水設備工事=根本設備(藤岡市)―などが手掛けた。