埼玉県電業協会は7日、さいたま市内の埼玉会館で本年度第3回目となる企業対策セミナーを開いた。今回は6月に開いた第1回企業セミナーでもテーマとしたAIについて、参加者の関心や要望が高かったことから、中級編としてテーマに設定した。
セミナーに先立ち企業対策委員会の吉村光司委員長は「今回は前回よりも一歩踏み込んだセミナーとなる。AIは日進月歩で日々進化しており、勉強しても追いつていくことは大変。ただ、世の中でAIの活用が進む中、さまざまなサービスもあり皆さまも会社や個人としても利用されることも多いと思う。きょう学んだことを持ち帰り、何に使えるかであったり、業務の効率化などのきっかけになればいい」と有意義なセミナーとなることを期待した。
講師は、前回に続きジブラルタ生命保険AIコンシェルジュの松永雪氏が務めた。松永氏は「グーグルの進化がすごい。AIは前回のセミナーよりも精度もレベルも上がっている。本日の資料も一文のプロンプトだけで作成した」と紹介。セミナーでは、自立型AIのジェンスパークやマヌスのほか、実務で使えるノートブックLMの活用についても学んだ。