日本建築構造技術者協会関東甲信越支部埼玉サテライト(JSCA埼玉、矢沢秀周代表=エーピーエヌ設計)は6日、本年度の工法・技術製品セミナーを、さいたま市内の浦和コミュニティセンターで開催した。当日は、正会員・賛助会員多数が参加。賛助会員らが自社の工法や最新の製品を紹介した。
このセミナーは、毎年恒例の行事でJSCA埼玉の重要事業でもある。主催者あいさつで矢沢代表は「この工法・技術製品セミナーは、賛助会員の皆さまの製品や工法をPRしていただく場であるとともに、コミュニケーションの場でもある。終了後には懇親会もあるので、会員同士コミュニケーションや名刺交換を積極的に行って交流を図り、今後に生かしてほしい」と有意義なセミナーとなるよう期待した。
セミナーではユニオンシステム、伊田テクノス、JFE建材、三誠、向山工場、アースプランの6社が、自社の技術や最新の商品を紹介した。そのうち伊田テクノスは、環境振動や地震の揺れを低減させるWIB工法の地盤改良技術を用いた環境振動対策の適用例として、同工法を有するE&Dテクノデザインが紹介した。すべての説明終了後、質疑応答が行われ、参加者は理解を深めた。