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群馬県藤岡市

藤岡市はみかぼみらい館で改修工事へ

2025/10/18 群馬建設新聞


藤岡市は長期保存事業として改修工事を継続的に進めている藤岡市みかぼみらい館(藤岡2728)について、2026年度は大ホール壁タイル補修工事およびエレベーター設備改修工事を予定していることを示した。26年度~28年度における3カ年実施計画においては3カ年で2億1572万円の事業費を算出している。来年度事業費は7664万2000円を想定している。

来年度に予定する工事内容は老朽化している壁タイルの補修工事のほか、エレベーターにおける設備改修工事としている。詳細な工事内容は今後、詰めていく。

本年度については根本設備(藤岡市)が工事を進め、空調設備改修工事に向けた設計は神山設計(前橋市)が手掛けた。また、大ホールホワイエの階段改修および大小ホールホワイエ階段の手すり増設工事を原建設工房(藤岡市)が行っている。24年度については自動火災報知設備更新工事を利根電気工事(前橋市)、23年度は高圧ケーブル更新工事および小ホール・ギャラリー舞台機構電気制御部更新工事を進めてきた。

27年度、28年度は2カ年ともに工事費を主とし、6953万9000円を算出している。事業内容についてはともに大ホール舞台を対象としたLED照明更新工事となっている。

同施設は1994年度に開館し、大ホール、小ホールなどからなる本館をはじめ、ギャラリー研修棟とプラネタリウムの3施設で構成している。多様な芸術文化などに触れる機会を提供する施設として整備された。2017年3月に策定したみかぼみらい館長期保全計画に基づき、緊急性および重要性の高い箇所から順次、改修工事を進めていく方針。

各施設の構造規模は◇本館=RC造一部S造4階建て、延べ床面積7519㎡◇ギャラリー研修棟=RC造2階建て、延べ床面積1249㎡◇プラネタリウム=RC造2階建て、延べ床面積763㎡-。敷地面積は3万7700㎡。大ホール棟の収容人数規模は1100人、小ホール棟は406人の収容人数規模となっている。

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