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群馬県太田市

東中学校屋内運動場耐震改修工事を26年度実施

2025/10/21 群馬建設新聞


太田市は、東中学校(飯塚町80)の屋内運動場改修および耐震補強工事を計画している。2026年度の工事発注に向けて設計業務を進めている。現在、耐震診断および耐震補強設計業務を北村建築設計事務所(太田市)が作成しており、本年度内にまとめるとしている。

屋内運動場は1982年建設のS造2階建て、延べ床面積1238㎡の規模。建設から40年以上が経過しており老朽化が進んでいる状況なことから改修を計画。加えて、2024年度に実施した耐力度調査により、耐震補強の必要性が認められたことから工事を行うものとなる。なお、同調査業務については同社が手掛けた。

耐震補強工事では、現在進めている建物耐震診断に基づき設計をまとめる方針。現段階では基礎や鉄筋などの補強が見込まれ、耐震補強目標数値としてはIs値0・75以上を設定している。市の積算では工事費9000万円程度を算出しており、工期は約6カ月を想定する。

直近の同中学校屋内運動場で行った工事としては、22年度発注のエアコン空調設置工事がある。グンエイ(太田市)が施工を担当した。

また、市では老朽化が進む学校屋内運動場の長寿命化改修工事を順次進めている。本年度は主に屋上防水を対象とした改修工事を発注しており、薮塚本町南小学校屋内運動場改修工事を市川建設(太田市)、生品小学校屋内運動場改修工事を橋本塗装(太田市)、西中学校南校舎・屋内運動場改修工事をささの産業(太田市)がそれぞれ落札した。

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