飯山市の総合建設業・サンタキザワ(福原初代表取締役)は17日、長野市篠ノ井の国道18号坂城更埴BP工事塩崎地区の現場に長野工業高校の1年生39人を招き、見学会を開催。3Dモデルを活用した工事説明やAR(仮想現実)を用いたコンクリートの締固め管理システム体験に、生徒たちは興味津々の様子だった。
この取り組みは発注者である国土交通省長野国道事務所、隣接工事を担当している新津組(小海町)と鹿熊組(長野市)と共催で実施。生徒たちは3班に分かれて、各現場で鉄筋・型枠の組み立てやドローン操作体験、カルバート工の見学、土工ICT建機の説明など様々な体験を通じ、建設業について理解を深めた。
長野国道事務所の緑川雄大工務課長は「工事現場は普段入ることができないので、楽しんでもらえたら」と呼びかけた。
サンタキザワの須藤裕己土木部工事長は「建設業の業務はとても幅広い。短い時間ではあるが、各社が用意した様々な体験を通して、少しでも建設業を知り興味を持ってほしい」と期待した。
















