豊丘村は20日、「勝負平滞在型市民農園簡易宿泊施設・交流棟建築工事」の一般競争入札を行ったが、4工区とも予定価格を超過し不落に終わった。これを受けて、設計内容を見直した上で、入札方式を指名競争入札に変え再度入札することを決定。一般競争入札に応札した4JVを指名した(指名業者は執行後公表)。入札日は10月28日。
落札決定に当たっては前回同様、4、3、2、1工区の順に一抜け方式を採用する。滞在型市民農園(クラインガルテン)は道路を挟み近接する北エリアと南エリアで構成。前回入札時に示した工事内容は、4工区が南エリア交流棟建築工事(W造平屋、延べ73㎡、大屋根196㎡)、南エリア外構工事、水道設備工事。3工区が南エリアの簡易宿泊施設建築工事4棟(G~J棟、各棟W造平屋、延べ66㎡)。2工区が北エリアの簡易宿泊施設建築工事3棟(D~F棟、各棟W造平屋、延べ60㎡)。1工区が同(A~C棟、各棟W造平屋、延べ60㎡)。4件とも議会承認案件(予定価格5000万円以上)。
工期は2026年3月だが、繰り越す可能性もある。設計・監理担当はhut建築事務所(須坂市)と柏建築設計事務所(飯田市)のJV。