北陸地方整備局北陸技術事務所は、昨年3月に開所した「北陸インフラDX人材育成センター」の来場者数が今月15日で1000人を突破したことを明らかにした。来場者の内訳は民間企業41%、国土交通省40%、地方自治体6%のほか、学生など一般が13%を占めており、幅広い人が来場している。
同センターは、北陸のインフラDX推進を担う人材育成および建設業の新たな働き方の情報発信拠点として設置したもので、研修ルームや各種シミュレーターを備えたDXルーム、遠隔操作室などで構成。来場者からの満足度は高く「DX技術やBIM/CIMへの理解が深まった」「仕事の安全性、生産性にもつながる」「DXや建設業に興味を持った」といった意見・感想が寄せられている。
同事務所では今後も「DX体験」の内容をバージョンアップさせながら、より魅力的で実効性のあるプログラムづくりと運営に取り組む考えだ。