県財産有効活用課は富岡合同庁舎(富岡市田島343-1)の空調設備更新工事を計画している。工事は2026年度以降となる。
富岡合同庁舎はS造地下1階地上3階建て、延べ床面積7149・08㎡の規模で建築された。新築工事は岩井建設・タルヤ建設・湯川工務店JV、電気設備工事が湯井電気・井戸沢電機・コシバ電機JV、機械設備工事については石田建材工業・三洋関東設備機器・興亜JVが手掛けた。
01年の庁舎完成以来、20年以上更新されていない空調機器が多くあり、ほとんどの機器は修繕部品供給も終了している状況にある。また、老朽化により運転できない機器もあり、修繕対応も困難となっていることから更新を計画した。
設計では中央熱源方式から個別空調方式への切り替えも含め、空調方式を決定する。また、空調設備更新に伴い必要となる換気設備工事、電気設備工事、建築工事を併せて実施する。設計業務は22日に開札し、不調となった。今後の対応についてはこれから詰める。
現在設置されている空調設備は◇チリングユニット=2台◇冷温水循環ポンプ=2台◇膨張タンク=1台◇冷温水ヘッダー=3台◇床置き型空調機=9基◇外調機=1基◇ファンコイルユニット=78台◇ファン付き床放出ユニット=172台◇ビル用マルチエアコン=15組-などとなっている。