県が公募型プロポーザル方式により事業者選定を進めている「上伊那総合技術新校施設整備事業基本計画策定支援業務委託」で、1次審査の通過者が判明した。審査書類受付順に◆遠藤克彦建築研究所・waiwaiJV◆千葉学建築計画事務所◆アトリエシムサ一級建築士事務所・kittan studio・スタジオウエスト一級建築士事務所JV◆渡邉健介建築設計事務所・創和設計・一級建築士事務所下山祥靖建築設計事務所―の1社3JV。プレゼンテーションによる最終の2次審査は12月7日に行われる。
書類による1次審査は10月22日に開催。赤松佳珠子氏(法政大学教授、シーラカンスアンドアソシエイツ代表取締役)を委員長に6人で組織する審査委員会が審査にあたった。応募者数は「2次審査終了後に公表する」(高校教育課)。
新校は上伊那農業高校(南箕輪村沢尻9110)を活用。新築する施設の延床面積は1万3655㎡を上回らないように検討。また、残す施設と整備する施設を合わせた延床面積は1万9068㎡を上回らないよう検討する。除却しない主な建屋は畜産実習棟、生物工学科棟、農業実習棟、第二体育館。
現上伊那農高の敷地面積は約17万8754㎡(校舎敷地約5万6218㎡、グラウンド約2万9133㎡(運動場、プール、テニスコート)、農場約9万2988㎡(校舎敷地隣接5万9222㎡、中の原農場3万3766㎡))。
実施要領で示した本業務の契約上限額は1674万7000円(税込)。予定工事費は138億7000万円。特定後、2026年度中に基本計画を策定し、27~28年度にかけて基本設計、実施設計を順次進める。着工は29年度で、35年度の開校を目指す。
なお所要の審査・内容確認により、本業務を受託した事業者を基本設計・実施設計業務の受託者にできることとする。
















