北陸地方整備局は冬場の交通確保に向けて11月1日に道路雪害対策本部を設置した。これに先立ち10月31日、同局の正面玄関に看板設置を行った。
竹林秀基道路部長は関係職員を前に訓示し、近年の降雪パターンの変化を指摘。昨冬に新潟市内に短時間で50㎝以上の積雪があったことを挙げ「雪の降り方が変わってきている。常に細心の注意を払う必要がある」と警鐘を鳴らした。その上で2020年度と22年度に発生した大規模な車両滞留の教訓に触れ「人命を最優先に、車両滞留を徹底的に発生させないという基本方針を、あらためて心に刻んでほしい」と要請。
また直轄国道と高速道路の同時通行止めによる集中除雪や、国・県・市・高速道路会社・関係機関との連携強化、安全行動を促す迅速な広報の確実な実施を指示し、冬期交通の確保に万全を期すよう求めた。
【写真=竹林道路部長(左)と安達志郎道路情報管理官が看板を設置】
















