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群馬県高崎市

高崎市は連絡橋の設計業務を計画

2025/11/05 群馬建設新聞


高崎市は高崎スマートIC産業団地A地区、B地区を結ぶ地区間連絡橋整備に向けて詳細設計業務を年度末までに委託する考えを示した。当初予算で8100万円を計上している。連絡橋整備における総事業費については約8億円を見込んでいる。連絡橋の着工時期などを含めて整備スケジュールは明らかにしていない。

高崎玉村スマートインターチェンジを挟んで東側がA地区、西側がB地区となっている。地区間連絡橋は市道東部幹線、市道G680号線、市道G700号線を跨ぐ橋梁。地区間連絡橋整備は高崎市が整備を担当する。橋梁の整備位置や橋長、上部工の形式など詳細は今後行う測量設計業務で検討する。なお、都市集客施設整備特別委員会で委員から日差し除けの設置を要望する声もあった。

A地区、B地区にはパーク型商業施設「BETTER DAYS」の建設が計画されている。用地分譲の優先交渉権者に阿佐見産業(伊勢崎市)ほか2社が出資して設立したBETTER DAYS(高崎市、阿佐見勝美代表取締役)を選定している。パーク型商業施設は27年度中の開業を目指し整備を進める。施設整備費は約98億円を見込んでいる。

基本構想の中でパーク内には◇マルシェ◇飲食店◇子どもの遊び場◇ショップ◇温浴施設◇コスメファクトリー-などを整備。パーク内の各機能は大きな屋根を設け、天候に関わらず楽しめるように配慮する。A地区には5650㎡、B地区については1880㎡の大屋根を設置する。子どもの遊び場には、幼児や低学年児童をはじめ、高学年児童にも対応する遊具を配置する屋内の遊び場のほか噴水、じゃぶじゃぶ池、ボルダリングなどを配置する屋外の遊び場を整備。アクアイグニス監修の源泉かけ流しの温泉を楽しめる温浴施設にはランドスケープと一体となったサウナ設備の併設を計画している。

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