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山梨県中央市

「子ども第三の居場所」オープン式典を開催

2025/11/05 山梨建設新聞

 中央市は外国籍の児童生徒らを支援する施設「子ども第三の居場所」(同市東花輪)を移転し、10月24日、オープニング式典を開催した。日本語や日本文化の習得、生活支援を行うことを目的に旧ひまわり児童館を改修して設置。小学1年生から中学3年生までが無料で利用できる。学習指導員のほか、言語のストレスなく相談ができるよう通訳を配置している。

 式典には望月智市長のほか、市議会から金丸俊明議長らが出席。望月市長はあいさつで「幅広い世代が気軽に訪れ、交流し、学び、楽しむことができる空間になれば」と、期待感を示した。出席した子どもたちと一緒にテープカットや記念撮影を行い、施設の完成を祝った。

 施設は図書スペース(50㎡)や多目的スペース(137㎡)を備えたRC造平屋建て。開設に当たりB&G財団から改修費や運営費の助成を受けた。2024年5月、木村設計に業務委託し改修工事の設計に着手。25年2月、依田工務店により着工し、6月に完成している。

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