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茨城県住宅課

近く建築工事公告/桜川西アパート108号建替え

2025/11/06 日本工業経済新聞(茨城版)

 県住宅課は、建て替えを進める桜川西アパート108号棟の建設工事を▽建築▽電気設備▽給排水設備▽ガス設備―の4分離で発注する。建築工事については年内の発注を予定し、近く一般競争入札を公告する見通しだ。その他の電気と給排水設備は一般競争入札で、ガス設備は随意契約で年明けに発注する。

 新築される108号棟の施設規模には、RC造4階建て、延べ床面積1286・18㎡。20戸を計画し、うち19戸が2LDK、1戸は車いす用の1LDKとなる。

 工期には、いずれも12カ月間を予定しており、本年度当初予算では2026年度の債務負担行為で限度額5億5100万円が設定されている。

 設計については、隣接する107号棟とともに早川建築事務所(水戸市)が担当した。

 桜川西アパートでは、長年の使用による老朽化や設備の陳腐化などから、1968~69年に建設された15棟、157戸を10棟160戸への建え替えが進められており、2013年度から既存のアパートの解体と新築を行いながら建て替えを進めている。これまでに101~106号棟の建て替えが完了。昨年度から107号棟の新築工事が進められており、残りは109号棟と110号棟の2棟となる。

 なお、現在、建設工事が進められる107号棟については、建築工事を菅原建設、電気設備は湖南電設、衛生設備については丸大燃工(いずれも水戸市)が担当している。

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