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4区画に総延べ1700㎡/長野IC近くにドライブイン計画

2025/11/07 長野建設新聞

長野市の上信越長野インターチェンジ(以下、IC)近くに新たなドライブインの建設が計画されている。食や暮らしを起点に、ダイニングなどの機能を持たせた4区画、平屋の総延べ床面積約1700㎡の建物を建設する。2026年夏の着工を予定している。

建設地は「おぎのや長野店」跡地である「OYAKI FARM」向かいの敷地約1万1910㎡。設計は遠野未来建築事務所(軽井沢町)が担当。年明けにも開発申請を行い、26年夏の着工、27年中の開業を目指す。なお、現在は開発申請前のため、施設規模などは変更となる可能性もある。

建設する建物の建材には県全域の木材を活用するとともに、CoC認証の取得も取得する。また、エネルギー高自給率での施設運営を目指すなど、資源循環に最大限配慮する。施設には飲食を中心に、地場産品の物販も検討する。建物を囲うように市内に生息する木を植えて育てる構想もあり、長野の豊かな自然や食などの魅力を発信、体験できる場にしていく。

本事業を計画した事業者は「合同会社もりと」(発起人=寺島英敏寺島工務店代表取締役)。寺島工務店やいろは堂、BAZUKURI(いずれも長野市)、O&G合同会社(東京都中央区)で構成している。同ICは年間約670万台(23年度・長野市統計)が出入りする県内でも主要なIC。県外からの来訪客やインバウンド観光客をターゲットとし、「『杜』を軸に新たな長野の玄関口をつくる」としている。

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