池田地区への道の駅整備を計画しているつくば市は、公募型プロポーザルにより基本構想策定業務を委託する。提案(見積)限度額が3374万8000円(税込み)。2026年11月ごろの基本構想策定に向け、ゴールデンウイーク期間中の交通量調査や概算事業費の算出などを進めていく。計画策定に当たっては、12月にも検討委員会を設置予定。事業期間として6年程度を見込む。
建設候補地が、池田地区(国道125号バイパス沿い)の約3ha。筑波山近辺であり、バイパス開通により一層の観光誘客が期待できる地域となっている。新たな道の駅は、地方創生・観光拠点、道路利用者の休憩機能および災害時の防災拠点としての活用を目的に整備を検討している。
基本構想策定業務では、前提条件の整理、建設予定地の調査・分析、導入機能等の検討、交通量調査、不動産鑑定評価、整備イメージの作成、事業手法等の整理、概算事業費の算出などを行う。提案(見積)限度額が3374万8000円(税込み)。
交通量調査に関しては、26年のゴールデンウイーク周辺で、祝日・平日各1日の自動車方向別交通量、渋滞長を調査する。調査箇所は国道125号および県道筑西つくば線の交差点。
整備イメージとしては、ゾーニングおよび動線の概形、施設イメージ、施設配置イメージ、導入施設の概略プランを提示する。
参加要件は単体またはJV(2者、3者)。構成員の出資比率の下限が、2者の場合は100分の30、3者の場合は100分の20。構成員の代表者の出資比率は構成員中最大とする。
公募スケジュールについては、14日まで参加申込書を、19日から12月8日まで企画提案書を受け付ける。提出方法はいずれも持参または郵送(当日必着)。12月15日にプレゼンテーション審査を行い、同月24日の契約締結を予定している。 基本構想策定に向けては、12月ごろ検討委員会を設立し、全5回程度会議を開催する予定。基本構想策定後は基本計画に移り、基本設計および実施設計、建設工事の流れとなる。事業期間としては6年程度を見込む。

















