建設労務安全研究会（細谷浩昭理事長）は7日、第44回全国労研交流会議を都内のアットビジネスセンター東京駅八重洲通りで開催した。全国から約80人が参加し、各労研が成果発表や活動報告を行った。

　開会に当たり、細谷理事長は「東京労研は来年で80周年を迎える。今後の建設業界の発展に少しでも貢献していきたい。本日は全国の労研から多彩な報告があり、皆さまの課題解決やスキル向上の一助になれば」とあいさつするとともに、仮設工業会の手すり先行システム足場実機講習について説明した。

　議事に入り、大阪、北海道、仙台、神奈川、福岡の各労研が、建設工事の職種および年齢別人員構成調査（第10回）報告書や建設現場新入場者教育資料などについて発表。東京労研は、安全衛生委員会や労研80年史編集委員会など各委員会の活動報告を行った。

　建設業労働災害防止協会は、全国建設業労働災害防止大会（兵庫大会）や高齢者対策調査研究事業などの活動を報告した。