つくば市の一般会計補正予算案(第6号)が明らかになった。建設関連では筑波学校給食センターの改修工事費4444万4000円を充当。小学校15校の屋内運動場への空調設置に向けた実施設計委託費として4275万円を盛り込んだ。継続費には2カ年456万5000円を投じ、都市基盤施設エリア土地利用検討業務を委託。債務負担行為の補正では2026年度当初からの事業執行に向け、年次業務等に係る限度額を設定している(債務負担行為の詳細は●面)。
筑波学校給食センター(神郡1222)では、洗浄室への空調設置を実施。併せて内装改修を行い、10㎡のアレルギー食対応室を新設する。改修設計に関しては小泉建築設計事務所(つくば市)が担当。工事費4444万4000円、工事監理委託費152万5000円を付けた。事業費は全額繰越明許費に設定し、夏休み期間を利用して施工を進めていく方針。02年建築の同センターはS造平屋建て、延べ床面積822㎡。
小学校15校では、屋内運動場への空調設置に向けた実施設計を委託。対象校が九重小、竹園東小、茎崎第三小、松代小、柳橋小、並木小、手代木南小、谷田部南小、二の宮小、小野川小、竹園西小、東小、香取台小、研究学園小、みどりの南小。工事は27年度より2カ年で進め、28年度夏の全校供用開始を目指す。残る小学校体育館へは、空調機リースに係る債務負担行為(25~39年度)に限度額6億6133万円を組んだ。
都市基盤施設エリア(吾妻1-2地内)土地利用検討業務には総額456万5000円(25~26年度)の継続費を設定。2カ年で基礎資料をまとめ、利活用方針の検討を進めていく。
一般会計にはその他、埋蔵文化財発掘調査委託費2894万7000円を措置。個人住宅建築に伴う本発掘調査の経費を増額し、繰越明許を設定する。
債務負担行為に関しては一般会計で152件、水道事業会計は5件、下水道事業会計については3件を追加。26年度事業のうち、本年度中に契約手続きを行う必要があるものについて限度額設定を行った。
一般会計の補正額は28億6025万円の増額で、可決後の累計総額を1338億7139万円とする。
















