軽井沢町が進める庁舎改築周辺整備事業について、老人福祉センターなどの解体工事に係る補正予算案を12月議会に提出する。契約を年度内に完了させ、26年度から工事に着手する方針。
解体するのは町役場の北東側にある同センター(1975年度建設、地上2階、延べ床面積1629㎡)と旧短期保護施設(91年度建設、地上1階、延べ床面積467㎡)の2施設。また、同施設を解体するために工事用道路が必要なことから、延長約170m、幅員最低4mを整備する。こちらは舗装はせず、砂利敷きとする方針。
2026年度以降のスケジュールは、26年4月から解体に係る工事用道路の整備や老人福祉センターと旧短期保護施設の解体工事、11月に水防庫や詰所、駐輪場の解体および防災倉庫の移転のほか、町道鶴溜線の拡幅工事を民有地から中央公民館まで実施。27年6月には本体工事の入札を行い、議決後速やかに着工。現時点で工期は約2年間を見込む。29年9月頃から外構工事①にとりかかり、同年秋ごろから新施設の供用を開始する。
既存施設については30年2月頃から旧庁舎や中央公民館、共用車車庫、つながるラボの解体を行い、31年2月頃から外構工事②を行い、同事業を完了させる。
















