日本建設産業職員労働組合協議会(日建協、青山敏幸議長)は14日、建設業みらい共創会議を都内のアートホテル日暮里ラングウッドで開催した。本年度のテーマは「理想のキャリアを構築しよう―育児・介護制度のトレンドについて―」。年齢・男女・職種を問わず15加盟組合から38人が参加。講演とともに、建設業におけるキャリア形成について、グループ討議を行った。
開会に当たり、青山議長は「自らのキャリアシーンについて考えていただき、建設産業で働く多くの人が理想のキャリアを構築して歩んでいけるようになるために、有意義な時間にしてほしい」と呼びかけた。
来賓としてオンラインで出席した内閣府男女共同参画局の手倉森一郎推進課長は「日建協をはじめ関係者の皆さまと連携しながら、引き続き女性活躍の推進、男性・女性を問わないすべての働く方のワークライフバランスの実現に向けて取り組んでいく」とあいさつした。
第1部は、771の木原渚代表取締役が「ライフイベントとキャリア形成~両立の壁をチャンスに変える働き方~」と題して講演した。
第2部では、参加者が7つのグループに分かれ討議。建設業におけるキャリア形成について、架空の建設業職員を設定し、各ライフイベントにおける現状と理想、必要な取り組みについて討議を行い、発表した。
日建協では、今月21日に同会議を大阪会場で開催。参加者からの意見を取りまとめ、今後の提言活動に活かしていく。


















