つくばみらい市は、一般会計補正予算案(第6号)を公表した。米流通拠点建設工事費11億6673万5000円を計上し、全額繰越明許費に設定。ワープステーション江戸周辺地区開発に関する基本構想策定へ、歴史公園周辺地区協議等支援業務委託費893万3000円を盛った。債務負担行為には公共施設照明LED化に限度額9億5000万円(2025~41年度)、みらい平地区新設中学校建設追加工事には4億7000万円(25~26年度)などを設定。
米流通拠点は福岡2246番6外8筆、敷地面積5241㎡に建設。施設はS造平屋一部2階建て、延べ床面積2000㎡程度を見込む。導入機能として備蓄庫、精米機械室、事務室、会議室および直売所を計画。ABCプランニング(千代田区)が基本・実施設計を担当している。工事費11億6673万5000円を充て、年度内に工事を発注。26年4月より12カ月の工期で造成・建設工事を進め、27年4月の供用開始を目指す。
ワープステーション江戸周辺地区では、整備予定面積最大90haから適地を選定し、文化・交流系施設の開発を進める。歴史公園周辺地区協議等支援業務委託費893万3000円を投じ、基本構想策定を進める。地権者の88%が開発に前向きな意向を示している。
その他、伊奈東小学校フリースペース設置工事費に123万円、同校空調設備設置工事費として831万6000円を措置。
債務負担行為では限度額9億5000万円を設定し、リース方式により市内公共施設におけるLED照明への更新を実施。議決後速やかに公募型プロポーザルで業者の選定手続きを開始し、年度内に契約を締結。26年度に施工を行い、27年度から41年度までをリース期間とする。更新対象はLED化されていない公共施設および公園、計89施設の約1万3000灯を見込んでいる。
みらい平地区新設中学校建設工事費には4億7000万円を追加。外構・駐輪場等の整備について、建設工事を担当している安藤ハザマ・谷原・成島JVに随意契約で発注する見通し。 その他、公園維持管理業務(25~26年度)に係る1億195万円の限度額設定を行った。
一般会計には18億2792万1000円を追加し、可決されれば累計総額348億8442万6000円となる。
















