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(一社)日本建設業連合会

【日建連】200人が対策学ぶ/地下埋設物の事故防止へ

2025/11/21 本社配信

 日本建設業連合会(日建連)の公衆災害対策委員会地下埋設物対策部会と建設三団体安全対策協議会は19日、地下埋設物事故防止講習会を都内の東京証券会館で開催した。約200人が参加し、地下埋設物の事故防止策を学んだ。

 開会に当たり、山浦克仁部会長は「工事の安全確保は最優先事項。埋設物管理者との協議、事前調査、試掘、立会の徹底を行い、適切な作業と防護管理を徹底して、埋設物や架空線の事故防止に当たってほしい」と呼びかけた。

 講師とテーマは次の通り。

 ▽寒風貴氏(東京都下水道局施設管理部管路管理課、統括課長代理(指導担当))=下水道施設の事故防止について

 ▽草場健氏(東京電力パワーグリッド上野支社地中送電保守グループ、保守リーダー)=工事に伴う電力ケーブルなど事故防止について

 ▽渡辺健一氏(国交省関東地方整備局企画部、工事品質調整官)=関東地方整備局管内の工事事故の現状と対策について

 ▽加藤裕二氏(東急建設東日本土木支店、R2国道246号渋谷駅周辺地下道工事現場代理人・担当所長)=(優良事業場表彰)開削工事におけるICTを活用した地下埋設物管理

 ▽長谷川幹央氏(日建連公衆災害対策委員会地下埋設物対策部会、専門委員)=地下埋設物の事故防止のための留意事項について、2024年中における建設工事に伴う地下埋設物事故の発生状況

講師5人が登壇した 山浦部会長

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