笛吹建設業協会・青年部会は（芦澤祐樹部会長）18日、笛吹市の八代小学校で、建機体験教室「じどうしゃくらべ」を開いた。同校では２０２４年度も実施しており、好評だったことから今回も希望した。約60人の児童が参加し、小さな手で必死に重機を操作した。

　芦澤部会長は「こちらの学校では60人ほどの児童が参加してくれるため、重機も増やした。今日は土木の日。われわれ大人も一緒になって楽しく過ごしたい」と話した。

　早朝から準備を進め、１、２校時を活用して行った。ショベルカーとローラー車を４台ずつ、高所作業車２台のほかドローンやパトロールカーを用意した。芦澤部会長が「今日楽しみにしていた子ー」と呼び掛けると、「はーい」と全員が手を挙げた。同じように協会員にも聞くと、照れたように全員が手を挙げた。

　霜村文晴校長は「実際に本物に触れることで勉強と実体験が一緒になり、実になる。今は分からないかもしれないが、あのとき建設業の人たちが一生懸命やってくれたと、思い出す時が来るだろう」と述べ、集まった協会関係者らに感謝していた。