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群馬県上信自動車道建設事務所

湯殿橋の下部工A2とP1の整備

2025/11/27 群馬建設新聞


県上信自動車道建設事務所は、東吾妻町五町田地内で行う湯殿橋の下部工整備工事を近く一般競争入札で公告する。湯殿橋整備の初弾工となる。橋台1基と橋脚1基の新設を行う。吾妻東バイパス2期工区の道路改築事業として行うもので、開通に向けて順次計画的に進めているもの。工期は約16カ月を見込んでいる。設計は長大(東京都中央区)が手掛けた。

今回発注するのは、A2橋台とP1橋脚。A2は逆T式橋台で、高さ11m、コンクリートボリューム約454立方mの規模。基礎は場所打ち杭φ2000㎜、延長17mを4本で整備する。

P1は張り出し式(T型)橋脚で、高さ14m、コンクリートボリューム約760立方mの規模。基礎は場所打ち杭φ2000㎜、延長15mを9本施工する。

湯殿橋は、橋長88m、有効幅員10・5mで、上部工は鋼2径間連続合成少数鈑桁橋。湯殿沢と東吾妻町道7032号線を跨ぐため建設する。

同橋の整備計画では、2026年度以降にA1橋台と上部工の整備工事を発注する予定となっている。

A1橋台は、逆T式橋台(段差式)で、高さ11m、コンクリートボリューム約547立方m。基礎には場所打ち杭φ2000㎜、延長11・5mを3本と同内径の延長9・5mを3本打設する。

吾妻東バイパス2期工区は、箱島インターチェンジから植栗・中之条インターチェンジまでを結ぶ約7㎞の区間で、幅員10・5mの高規格道路として整備を進めているところ。14年度に事業を開始しており、29年度の開通を目指し工事を実施している。

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