守谷市は、一般会計補正予算案(第3号)に総合公園新設整備・運営事業費として限度額142億4106万円の債務負担行為(2025~51年度)を設定した。年明け1月下旬に事業者の公募を開始する。26年10月上旬に基本協定を締結し、12月議会の承認を経て本契約の運びとなる。補正内容としてはその他、スマートIC関連橋台整備工事に3カ年継続費5億5506万7000円、もりや学びの里改修工事には1682万5000円など。
総合公園新設整備・運営事業は、野木崎地区の約13・5haで計画。導入機能として屋内運動場、パークセンター(管理棟)、全天候型遊具施設(インクルーシブ遊具等)、多目的広場、駐車場・駐輪場、ランニングコース、屋外競技場、アスレチック広場などを想定している。
事業方式はBTO方式とし、事業者は仮契約締結時までにSPCを設立する。事業者選定のスケジュールについては、年明け1月に公募を開始。26年10月上旬に基本協定を締結し、12月議会での承認を経て本契約の運びとなる。その後は2カ年で設計、3カ年で工事と進め、32年1月の開園を見込む。
スマートIC関連橋台整備工事には3カ年総額5億5506万7000円の継続費を組んだ。議決を経て年明け1月ごろ工事を公告する計画。整備地については都市計画道路供平板戸井線と都市軸道路の交差部分で、NEXCO東日本が担当する守谷SAスマートICのランプ整備に向け、橋台部分を先行整備する計画。
もりや学びの里(板戸井2418)では駐車場増設工事に1325万5000円を投じ、全額繰越明許費に設定。議決後速やかに工事を公告し、26年5月末の完成を目指す。駐車場はアスファルト舗装(約8台)、砕石敷き(約22台)の2カ所を整備する計画。合わせて、館内の小修繕に係る経費357万円を盛った。
市道整備改良事業では道路整備工事設計積算委託費1962万4000円、道路整備工事3570万8000円、補償費(企業分)419万3000円を充当。その他、消防施設用地買収費に453万円、Jアラート保守点検委託費396万円、道路補修工事費として300万円など。
公共下水道事業会計補正予算案(第3号)では資本的支出において都市計画道路(本町地内)の建設に伴う汚水管工事設計委託費4545万2000円を計上。道路整備の状況に応じ、委託または直営にてまとめる可能性がある。他には、不足見込み分の汚水人孔鉄蓋更新工事費888万8000円を充てた。
一般会計の補正額は5億8191万6000円で、累計総額が425億7722万4000円となる。下水道事業会計(資本的支出)には191万5000円を追加し、可決後の総額を22億3739万9000円とする。
















