高崎市は榛名支所(下室田町900-1)で空調設備更新工事および照明LED化に向けた照明設備改修工事を計画している。これから詳細な発注方法などを検討するが、現段階においては空調設備更新工事は電気設備工事、機械設備工事の2分離により計画し、照明設備改修工事は空調設備更新の電気設備工事に含めたい考えとしている。12月補正予算案に事業費を計上しており、発注時期は議決後、速やかに発注したい考えで、これから準備を進めていく。
同支所は現在、全館空調となっており、空調設備のコンプレッサーなどが老朽化している状況で、不具合が生じている。今後、寒さが厳しくなる冬場および来年度の夏に使用できない可能性があることから、補正予算対応により、改修工事を計画した。空調設備更新工事を行う際には天井での工事を行うこととなるため、併せて照明改修工事も実施するもの。
12月補正予算案で本年度分に1億4600万円、2027~28年度の債務負担行為として2億1900万円を限度額に設定し、計3億6500万円により、工事を計画している。
新たな空調設備設置に向けた設計業務は本年度に委託しており、業務はサン設計事務所(高崎市)が受託し、完了している。照明設備については直営で進めているところ。新たな空調設備は天井埋め込み式で計画しており、台数などは精査中。照明については執務室やトイレなど、ほぼ水銀灯となっているために全館を対象にLED化を予定している。
同支所の建物は1989年に完成し、RC造地下1階地上4階建て、延べ床面積5624㎡の規模となっている。建設時から空調設備改修などは行われていない。2006年に現在の榛名支所としての業務を開始し、地域振興課、税務課、市民福祉課、産業観光課、建設課などが設置されている。現段階においては今回発注以降に想定している工事はないが、老朽化している箇所など優先順位などを付けながら行っていく。
















