新潟県測量設計業協会(佐治力会長)は11月26日と27日の2日間にわたり、UAVレーザ測量実技研修会を開催した。講師はドローンスクールを運営する金井度量衡(新潟市中央区)が担当。会員企業14社から22人が参加し、UAVなどによるレーザ測量の知識や操作方法を学んだ。今回は、より実践的な研修とするために飛行実習操作を取り入れた。
初日の座学では、ウェブ聴講方式でUAV搭載型レーザスキャナ準則の解説、SLAMレーザスキャナの活用を学習。2日目の実技には、8社の11人が参加。新潟市西区山田の山田河川公園において、実際にDJI社の最新型ドローン「MATRICE 400」を扱ってレーザ測量飛行操作を実習したほか、SLAMレーザスキャナを用いた測量体験を行うなど、参加者は最新の測量技術に関する知見を深めた。
大塚秀一副会長は、近年は測量設計業においてもUAVを中心とした取り組みや環境整備が進められているとし「従来の地上型測量に加え、ドローンによる写真撮影、レーザスキャナを使用した3次元点群測量など、今後ますますドローンや新技術を使う場面が増えてくる」と説明。研修会で学んだ実践的な技術や知識を各職場へ持ち帰り、業務で活用していくことに期待を寄せた。
【写真=最新型ドローンの操縦を体験。SLAMレーザスキャナも】
















