藤岡市(新井雅博市長)はこのほど、12月補正予算案を明らかにした。2026年度を期間とした債務負担行為として、市民ホールの解体工事費1億4000万円を設定し、本年度分8035万2000円を合わせ計2億2035万2000円により工事を進める。工事発注時期は議決後に準備を進め、年明けにも行いたい考え。発注方式は今後、検討する。
解体を行う市民ホールはRC造平屋一部2階建て、延べ床面積1442・86㎡の規模で、敷地面積は5711㎡。1987年に建設された。解体設計については本年度に丸進建築設計事務所(前橋市)が手掛けている。
同施設は複合施設ふじまるへ機能移転をするために解体工事を計画した。解体後の跡地については駐車場として活用する方針で、駐車場整備工事は2026年度に計画。周辺の中央公園や地域づくりセンター藤岡などの施設利用者の利便性向上を図る。整備に向け、12月補正予算案で駐車場整備設計委託料として82万5000円を確保した。
27年度は、現在駐車場として活用している箇所が不要となることから、さら地化工事を予定する。さら地については借地のために返却する。
また、26年度までを期限とした債務負担行為に市道維持補修工事費に7200万円、小学校エレベーター設備更新工事費に700万円を設定した。
このほかの補正ではJアラート受信設備更新工事費に266万2000円を計上している。
一般会計予算は8億4774万8000円を追加し、総額を327億7508万7000円とした。
















